新型コロナウイルス Vol,2

- update更新日 : 2020年03月04日
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今日は安倍晋三首相が大規模イベントの中止、延期を要請する方針を表明したため、コンサートや大きいイベントが相次いで中止になって我々国民も不安をあおられるような気持ちにさせられてしまいます。

でも、正しい知識を備えておけば、不安な気持ちを少しでも安心に変えられるはずです。コロナウイルスの正しい知識を知っておきましょう!

コロナウイルスとは?

これまでに、人に感染する「コロナウイルス」は、7種類見つかっており、その中の一つが、昨年12月以降に問題となっている、いわゆる「新型コロナウイルス(SARS-CoV2)」です。 このうち、4種類のウイルスは、一般の風邪の原因の10~15%(流行期は35%)を占め、多くは軽症です。残りの2種類のウイルスは、2002年に発生した「重症急性呼吸器症候群(SARS)」や2012年以降発生している「中東呼吸器症候群(MERS)」です。 コロナウイルスはあらゆる動物に感染しますが、種類の違う他の動物に感染することは稀です。また、アルコール消毒(70%)などで感染力を失うことが知られています。

(厚生労働省ホームページより)

新型コロナウイルスは動物からうつりますか?

新型コロナウイルスは、ペットからは感染しません。 しかし、動物を媒介する感染症は他にありますので、動物を触った時はこまめに手を洗いましょう!

(厚生労働省ホームページより)

二次感染のリスクはありますか?

ヒトからヒトへ感染した例が報告されています。感染のしやすさは、インフルエンザと同等であるなど、さまざまな研究が世界で報告されていますが、確かなことは現時点では分かっていません。

(厚生労働省ホームページより)

潜伏期間はどのくらい?

世界保健機関(WHO)のQ&Aによれば、現時点の潜伏期間は1-12.5日(多くても+5、6日) 感染者は14日間の健康状態の観察が推奨されています。

(厚生労働省ホームページより)

新型コロナウイルス感染症はどのように感染するのでしょうか?

現時点では、飛沫感染(ひまつかんせん)と接触感染の2つが考えられます。

(1)飛沫感染

感染者の飛沫(くしゃみ、咳、つば など)と一緒にウイルスが放出され、他者がそのウイルスを口や鼻から吸い込んで感染します。


※感染を注意すべき場面:屋内などで、お互いの距離が十分にとれない状況で一定時間いるとき

(2)接触感染

感染者がくしゃみや咳を手で押さえた後、その手で周りの物に触れるとウイルスが付きます。他者がその物を触るとウイルスが手に付着し、その手で口や鼻を触って粘膜から感染します。


※主な感染場所:電車やバスのつり革、ドアノブ、スイッチなど

(厚生労働省ホームページより)

感染を予防するために注意すべきことはありますか?

まずは、石けんやアルコール消毒液などによる手洗いを行ってください。


咳などの症状がある方は、咳やくしゃみを手でおさえると、その手で触ったドアノブなど周囲のものにウイルスが付着し、ドアノブなどを介して他者に病気をうつす可能性がありますので、咳エチケットを行ってください。特に屋内などで、お互いの距離が十分にとれない状況で一定時間いるときはご注意下さい。
また、持病がある方などは、上記に加えて、公共交通機関や人混みの多い場所を避けるなど、より一層注意してください。
なお、現時点では新型コロナウイルス感染症以外の病気の方が圧倒的に多い状況であり、インフルエンザ等の心配があるときには、通常と同様に、かかりつけ医等にご相談ください。

(厚生労働省ホームページより)

以上が基本的な情報になります。

詳しくは厚生労働省ホームページまたは、国立感染症研究所のホームページでご確認ください。

山崎