本当の自信について
こんにちは。葛西整体院の鈴木です。
今回は、
「小さなことに左右されない『本当の自信』を手に入れる9つのステップ」
水島広子著
を紹介します。
この本は、
普段周りの人に気を使いすぎて、
自分の思いどおりに振るまえない、
と感じる人に特におすすめです。
そして、いかなるときでも
「本当の自信」を手に入れることが可能だ
と思える内容になっています。
まず、本当の自信とはどのようなものなのでしょうか。
私は、「○○できる自信がある」というように、自分の能力で何か成果を出せると思うことが自信だと思っていました。
しかし筆者の水島広子さんは、それは本当の自信ではないと言います。
成果をあげられることによる自信は、状況しだいで簡単に折れてしまうもの。
例えば、学校の成績がよく、勉強ができるという自信は、周りに自分より勉強ができる人がたくさんいる環境に変われば、簡単に失われてしまうものです。
そのような自信は、いざ成果を上げられなかったときに、自分に対する価値を下げて、さらに自信を失わせてしまいます。
本書で水島さんは「本当の自信」とは、
「自分はこうありたい」という自分の生きる姿勢に対する、
そこはかとない肯定感や安心感、
だと伝えています。
例えば、
「自分の気持ちに正直でありたい」とか
「他人に寛大でいたい」
と思う自分を「いい感じだな」と思うことが、本当の自信です。
このような自信は、いかなる状況においても、自分で選びとることができます。
実際に、心のあり方を意識するだけで、前向きな気持ちになれることが分かります。
そして、もっと自信をつけるには、
自分の「やってみたい」という気持ちに正直になること
が大切だといいます。
やってみる、を積み重ねることは、自分に正直に生きているという自信につながるのでしょう。
自分はこうありたい、という気持ちは人それぞれ、自由に選べるもの。
自信を持ってしなやかに生きたいなと思います。