肺炎球菌ワクチン接種の重要性
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コロナの猛威が少し下火になり、安心して生活できる世の中になりつつある今日この頃ですが、皆様はどのようにお過ごしでしょうか？
感染症の恐さは、世界中で身に染みた思いがあると思われますが、実はコロナ以外でとても死亡率が高い感染症があるのをご存知でしょうか？
それは「肺炎球菌感染症」です。いわゆる「肺炎」です。
肺炎は日本の病気による死亡原因の第3位になり、ガン、心疾患の次に多い非常に怖い病気になります。
その肺炎の原因菌は肺炎球菌が最も多いと言われ、全体の原因菌の約20％になるようです。
肺炎球菌の特徴
肺炎球菌による感染症の特徴としては、鼻や口の中に保菌、定着するという事で、子供の頃から保菌してしまう人も多く、成人になって免疫力が弱っている時に鼻腔に保菌していた肺炎球菌が肺に入りこんでしまって肺炎を起こす事もあるそうです。
また肺炎だけではなく、血液の中に菌が回るような菌血症、脳脊髄液という場所に菌が回るような髄膜炎もお越していくそうです。
この2つの状態は非常に重症になりやすいですし、治った後も後遺症が残る事もあるそうです。
0歳児～4歳または、65歳以上の高齢者が主体として感染症を起こす事が多く、特に高齢者は重症化しやすく死亡率も高くなります。
ワクチン接種のススメ
そこで予防のためには、肺炎球菌ワクチンの接種がとても重要になっており、自治体にもよりますが、およそ3,000円ぐらいの自己負担で受けられるそうです。
また、摂取してから5年経つと、効果が薄れていくらしく、5年に1回の再接種が推奨されているようです。
65歳を超えた方は是非、肺炎球菌ワクチンの接種を検討頂けたら幸いであります。
山崎
