夏バテ辛いです。

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暑さと共に、湿気もやってきて夏本番が近づいてきました。
毎日溶けそうなくらい暑いです。
ですがまだ気温は上がり続けます。夏を迎える準備はできていますでしょうか。

ただでさえ暑いのに梅雨がまだ明けていないので空気が蒸し蒸ししていて、外に出た瞬間体がベタつきますね。

今回は暑さを乗り越えるための方法をお伝えしていきます。

まずは、気温の上昇に伴う体内の変化を知りましょう。
体の構造として、外気温が高くなるにつれて汗腺が開き、毛穴が開きます。そのため、汗がたくさん出てきますね。これは体に水を纏わせ、体温を下げるために行われています。
汗には水、乳酸、尿素、塩分、ミネラル、タンパク質などが含まれています。汗が出ると言うことは、この成分が流れ出ていくと言うことになります。
なので、汗をかき易い気温が高い日には体の成分がどんどんなくなっていき、栄養が足りなくなります。栄養の不足を補うためには、栄養をとっていくことが大切です。

夏の炎天下で10分歩いて出る汗の量は約100ml、
1時間歩くと600mlにもなります。1時間でこれだけ減るのでペットボトルの水一本飲むだけでは足りません。最低でも2本は飲まないといけないですね。ですがこれは1時間の話です。
仮に8時間工場勤務をした場合、汗の量は12リットルに相当すると言われています。だからと言って12リットルの水を飲めばいいと言うわけではありません。
体の組成として約70%は水。と言うことはこれだけの水を体に蓄えないといけません。冬場でも2リットルは飲むことが推奨されています。12+2=14リットルの水を取らなければいけないということです。
そして、水だけを取っていても体は水分を吸収してくれないのです。塩分が入っていないと水は取りづらいとされているので、おすすめは経口補水液。糖分が少なく、塩分が多く含まれています。水分補給にはうってつけなんです!

他にも、暑さそのものに慣れることも重要です。
最近ではリモートワークが増えてきたり、オフィスからあまり出ない方も多いと思います。
エアコンが一日中効いていると、暑さも忘れてしまいますよね。
そんな方には、太陽の元にでなくても慣れる方法があります。

その方法は、ズバリ湯船に浸かること。
暑いからシャワーで済ませてしまいがちですが、この時期だからこそ湯船に入ることが大切です。
体が熱くなった時、その熱さに順応しようと体は働きかけてくれます。汗を出やすくしてくれたり、暑さを体がおぼえてくれたり。この働きが、暑さに慣れていないとうまく働かなくなってしまいます。湯をいつもより1~2℃高く設定して、のぼせない程度に毎日入ってみてください。
これだけで暑さには慣れて行ってくれます。

無理は禁物です!のぼせてしまうと、脱水症状が起きて、めまいがしたり意識障害を起こしてしまう場合もあります。お風呂に入っている時でも、水分補給は怠らずに行っていきましょう。
寝る前や、朝起きた時も水分は不足しやすいので、こまめに取ることが大切です。
これらをしっかり行っていき、暑さに負けない体作りを頑張っていきましょう。

前田