季節の変わり目に起こる『ぎっくり腰』の6つの要因とは・・・
まだ暑い日が続いておりますが、そろそろ涼しくなってもいい季節になってまいりました。
毎年この時期になると多くなるのが『ぎっくり腰』です!正確にいうと急性腰痛です。
季節の変わり目に起こる急性腰痛は、一部の人が起こす現象ですが、正確な原因は人によって異なります。
科学的証拠はありませんが、季節の変わり目における腰痛の発生には、いくつかの要因があり、おおよそ6つの可能性を上げていきたいと思います。
急性腰痛の6つの要因
1、気温と天候の変化
急激な気温の低下や気象条件の変化により、筋肉の緊張や関節の硬さが変化する可能性があります。特に寒い気候では、筋肉が収縮して緊張する可能性があり、特に気候に応じて適切な服装をしていない場合、筋肉の緊張やけいれんのリスクが高まる可能性があります。
2、身体活動の減少
寒くなったり悪天候になると、人々は活動性が低下する傾向があり、屋内で過ごす時間が長くなります。身体活動の減少は筋力低下と柔軟性の低下につながり、背中が痛みや怪我を起こしやすくなる可能性があります。
3、季節的な活動
冬の雪かきや春の庭仕事などの特定の季節的な活動は、背中の筋肉や背骨に余分な負担をかける可能性があります。不適切な持ち上げ方法やこれらの活動中の過度の運動は、急性の腰痛を引き起こす可能性があります。
4、気圧の変化
天候の変化時に発生する気圧の変化に敏感な人もいます。気圧の変化は、体内の関節や組織の拡張および収縮に影響を及ぼし、特に筋骨格系に問題を抱えている人に痛みを引き起こす可能性があります。
5、季節性アレルギー
アレルギーのある人は、季節の変化により、くしゃみ、咳、鼻づまりが増加する可能性があります。これらの行為は、特に持病がある場合や、すでに腰痛を起こしやすい場合に、背中の筋肉に負担をかけることがあります。
6、心理的要因
季節の変化も気分やストレスレベルに影響を与える可能性があり、間接的に腰痛に影響を与える可能性があります。ストレスや不安は筋肉の緊張を引き起こし、痛みの知覚を鋭くすることがあります。
季節の変わり目の急性腰痛を軽減する予防策
アクティブに過ごす:筋力と柔軟性を維持するために、年間を通じて定期的に身体活動をしましょう。
適切な服装:寒い天候でも暖かく保ち、急激な温度変化から背中を守るために衣服を重ね着してください。
適切な持ち上げテクニック:雪かきやガーデニングなどの季節活動に従事するときは、背中への負担を最小限に抑えるために適切な持ち上げテクニックを使用してください。
良い姿勢を保つ:特に長時間座ったり立ったりするときは、姿勢を意識してください。
ストレスを管理する:リラクゼーションエクササイズやヨガなどのストレス軽減テクニックを実践し、心理的要因が腰痛に及ぼす影響を最小限に抑えます。
専門家に相談する:慢性的または重度の腰痛がある場合は、適切な診断と治療計画について専門家に相談してください。
季節の変化と腰痛の関係は非常に個人差があり、誰もがこの現象を経験するわけではありません。
腰痛が続く、または悪化する場合は当院にご相談ください。
山崎